グリーンヒルのベスト瞑想者賞をいただきました(笑)(1) 飾間浩二
①瞑想に出会うまで 今年の2月に朝日カルチャーのオンライン講座を受けたとき、先生に今の瞑想修行の現況を報告すると、すごく褒められ驚きとともに、とても嬉しい出来事でした。 その時送ったメールというのは以下の内容です。 […]
①瞑想に出会うまで 今年の2月に朝日カルチャーのオンライン講座を受けたとき、先生に今の瞑想修行の現況を報告すると、すごく褒められ驚きとともに、とても嬉しい出来事でした。 その時送ったメールというのは以下の内容です。 […]
(承前) そんな時に、母の日と私の誕生日がやってきました。日にちが近いため一緒にお祝いをする予定でしたので、私はお花とケーキを手に、家に帰ってきました。 それなのに母はおらず、父が暗い顔をして座ったのです。事情を聞くと […]
通知表はほとんど5、稀に4。 児童会長をやったりしちゃう。 友達も不自由しない程度にいてくれる。 勉強もそこそこにできて、有名な大学に入る。 名の通った企業に勤める。 私のこれまでの人生を振り返ると、大船に乗って順風 […]
私はもともと熱心な仏教徒ではありませんでしたが、たまたま実家が浄土真宗の檀家だったため、小さい頃からお経や浄土真宗の教えには親しみがありました。ですので、原始仏教の考えにはまったく抵抗感はありませんでした。ただ、原始仏教 […]
人生には上り坂と下り坂とまさかという3つの坂があるとよく言われます。だれも「まさか」が自分の身に降りかかってくるとは思わないものです。私もそうでした。ここでは、私の身に降りかかった「まさか」と瞑想との出会いについて書かせ […]
*本会においてヴィパッサナー瞑想の修行に取り組んでいる作家・榎本憲男氏からの投稿です。職種の上からは他の媒体への登載も考えられるところですが、会からの謝意、ならびにあえてご本人が本会へ投稿された意向を踏まえ、ここに「We […]
(前回より) 「いける!……ここでなら自分が秘め隠していた事を打ち明けることができる」そう私は思った。 私はここ数年、いっそのこと誰かに私の嘘を洗いざらい全部打ち明けたいと思っていた。これ以上、誰かに嘘をつき続けるのが辛 […]
特殊な劣等感と完璧主義が子供の時から今に至るまで徐々に増していき、私は私自身の人生を自らハードモード、生地獄にしていた気がする。 私は今年で39歳になる派遣労働者だ。数年前から母と同居するようになり、母との人間関係で […]
前回、2023年9月号では、工場で働き始めたところまでを書かせていただきました。今回はその続きです。 工場では妄想でぼーっとしてしまい、仕事の説明をされているのに全く頭に入ってきませんでした。そんなわけだから、他のみんな […]
★二十代から映画の仕事に従事してきましたが、50歳になったことを転機として、あてもなく会社を辞めました。辞めるきっかけとなったのは、すでに45歳ころから自分の頭の中はガラクタだらけだと自覚するようになっていて、さらに、売 […]
私は発達障害(自閉スペクトラム症)です。20歳の時から強い被害妄想に襲われるようになりました。現実との区別はついていましたが、妄想の臨場感が強く、荒唐無稽な妄想であってもリアリティーが感じられるのでした。 18歳で高校を […]
20年ほど前、ヨーガの先生から『瞑想』という言葉を初めて聞いた時、頭に浮かんだのは安定していて動じない仙人のようなイメージだった。あたふたと軽々しく、妄想に振り回されて不安定な自分にうんざりしていたので、そうなれたらカッ […]
(承前)・どう生きるか ー Reality Bites(俗世間はツライ?) 肩の痛みは無くなり、医者通いは止まった。でも、相変わらず会社には行きたくない。まだ何か向き合っていないこと、気づいていないことがあるに違いない。 […]
(承前) あの父の態度はわざとじゃなくて、本人にはどうしようもないことだったのかもしれないと思うと、語弊はあるが、うれしくなった。そして、私は『ありのままの父を受け入れていなかった』ことが問題らしいと気がついた。 よい方 […]
内容 ・序・感情の逆襲 1 ― イットIT(“それ”が観えたら、終わり)・感情の逆襲 2 ? The Agent (浄化の触媒)・感情の逆襲 3 ? Boys Town(少年の町)・どう生きるか Realit […]
(承前) 次は食事の観察。先生からの宿題は、同じ食物を目を開けた状態と閉じた状態の両方で食べ比べてみてください、というものだった。目を閉じた瞬間に、噛むスピードが速くなった。普段こんなに速く噛んで食べてないので驚いた。お […]
やっぱり全然わかってなかったんだ、と受講してよく分かった。というか、今まで、本気でやろうとしてなかったんだ、ということが分かった。 地橋先生のウェブサイト【月刊サティ!】を読んで「懺悔の瞑想」を知った。自分が悪いことをし […]
★瞑想に出会ったのに(3) Refugee from Asura’s world (瞑想難民になる) インドのグル系の瞑想会に何度か行き、合宿にも行ってみたが、そこの方法は感情を爆発させて一時的にスッキリする […]
★瞑想に出会ったのに(1) Cells at work!(働く細胞/全然できない) 合宿が始まる前も、「私は一個の細胞です」と仕事をした。イライラは減っていた。ずっと失っていた「やる気」が出てきた。仏教はすごい、と実感し […]
★瞑想に出会うまで(3) City of Angels (餓鬼道で寄り道) ここからの数年は、全力で寄り道を迷走した。観るべき本当の自分を認めることから逃げたのである。無明で貪瞋痴の負債を増やしていく過程がよく見える。見 […]
瞑想者の皆様の反面教師になれるかも……と思い、書きました。瞑想をサボる矛盾だらけの瞑想落第生が、なんとか瞑想から離れることなく続けてきた過程です。 ★2022年年初 No Way Out (追いつめられて) まずは自己 […]
2020年暮れのこと、93歳の母の自宅介護、二人目の孫の出産、体調を崩した姪一家を引き取って世話、などなど、獅子奮迅(と自分では思っていた)の毎日を送っていたなか、右肩の痛みが日々増してきた。 肩凝りの酷いもの…と思っ […]
(承前) *気づきの深まりが浮き彫りにする苦の正体 瞑想だけでなく日々行なっているジャーナリング(頭の中にあることや感情をひたすら紙に書き出す「書く瞑想」)も大いに内面の気づきを深めてくれた。生活や仕事に追われる中で様 […]
*気づけば生きているのがずっと苦しかった なぜだか分からないけれど毎日がずっと苦しく、生きているのが辛かった。いや、そう自覚することさえないままにずっと苦しんでいた。優秀になろうと勉強したり、良い生活や結婚を急いだり、 […]
地橋先生からのアドバイスを受けて、幼少期を振り返り得られなかった愛着に対する不満怒りにより愛着障害があることを痛感しましたが、自分だけが被害者で両親祖父母が悪いのか?そこを明確にする為に母親の幼少期も振り返りました。 […]
(承前) 地橋先生からのインストラクションで、「怒りの根源は幼少期の愛着障害にあると思われるので勉強するように。」とアドバイスいただき、愛着障害の本を読み、幼少期を振り返りました。 幼少期の振り返り 自分が生まれた時の家 […]
ヴィバッサナー瞑想に出会い実践に着手したものの、貪瞋痴の煩悩、特に瞋(怒り)の制御が思うようにいかず思い悩んでいた時に、グリーンヒルのHPで地橋先生講師の朝日カルチャーセンター「ブッダのヴィバッサナー瞑想」オンライン講座 […]
これまでの人生を振り返ると、何か寂しい気持に覆われて、そこから逃れたくてもがいていているような感じでした。そんな気持ちがあったからでしょう、何かに救いを求めておりましたが、幸いにも変なものに騙されることもなく、大乗仏教を […]
(承前)「私」の引き算 ある日、ふと昔の不快な出来事を思い出しました。数年前、ある人にちょっと失礼なことを言われた時のことです。 「そういえば、あの時あの人は私にこう言ったんだっけ……」 すると 当時の情景がまざまざと […]
それでも地球は回っている 地橋先生の朝日カルチャー講座に通い始めてしばらくした頃、最後の質疑応答で、「心を浄らかにするには、如理作意が何よりも大事」というアドバイスを頂いたことがあります。如理作意というのは、パーリ語でヨ […]
(承前)慈悲の瞑想へ このような諸々のことから、自分の中に強い劣等感や承認欲求があるのは母に褒められなかった過去が関係していると考え、地橋先生に相談すると、「それなら人を褒めたり、認める修行が必要です」との言葉を頂いた私 […]
(承前) 確かに、人は親や周囲の影響によって作られると説く文献は多くあります。でも私は、その悪い環境や人に対して赦しの瞑想を心の底から続けているうちに、「なんだ結局悪かったのは自分ではないか」と思い知り、まさに、「ついに […]
(承前) 実はこんなこともありました。赦しの瞑想を始めたころ、集中してやり終わった後に心は軽くなったのですが、何故か自分がとても無防備なってしまった感じで、心細いような怖いような気分になったことがあるのです。例えるなら、 […]
私がヴィパッサナー瞑想に出会ったのは10年ほど前になります。当時、合宿へ参加したり、地橋先生の指導を受けたりした後に環境が整い始め、そのため苦が少なくなってくるとモチベーションも下がりだし、数年の間仏教から離れてしまい […]
それからブッダガヤには日本寺があり、大仏が建立されているところに行きました。現地にある大仏は大乗仏教のものであり、日本と変わらない姿です。どこか異国での懐かしさを感じさせます。その後、日本寺の本堂に行く途中に、日本寺が […]
7.第7日目 朝食でもスジャータの粥を食べて、ホテルをチェックアウトしてからオートリキシャ(インドの三輪タクシー)に乗って、ブッダガヤーに向かいます。ブッダガヤーは四大聖地の一つで、ブッダが覚りをひらかれた地であり、最も […]
5.第5日目 この日はブッダが入滅を宣言されたヴェーサーリに向かいます。第5日目から7日目までは、インドのビハール州という地域であり、この州は2016年から州内への酒の持込・飲酒が法令で禁止されています。官憲は外国人に対 […]
4.第4日目 この日はブッダが涅槃に入られたクシナーラーに向かいます。インドから来た道を戻り、インドに再入国します。バスで約7時間ほど走って、四大聖地の一つであるクシナーラーに到着しました。 経典では、ブッダが入滅を宣言 […]
3.第3日目 ホテルを出発前にホテル内の売店を覗いたところ、仏像が売られていました。沙羅双樹の木でできているとのことで、聖地巡りに来た記念に買うことにしました。この日はブッダ生誕の地であるルンビニに向かいます。ルンビニは […]
祇園精舎はブッダが雨安居(遊行せず雨期に滞在すること)を過ごされた場所です。日本人には平家物語の冒頭に出てくるので、馴染み深いと思います。経典には祇園精舎にまつわる、以下の有名な話があります。 舎衛城にはスダッタ長者と […]
今月号より、「Web会だより」としてH.Y.さんによる『仏教聖地巡礼 インド・ネパール七大聖地の巡り』を数回にわたって連載いたします。ご期待ください。 『仏教聖地巡礼 インド・ネパール七大聖地の仏跡巡り』(1) H.Y. […]
こちらの記事は、ヴィパッサナー瞑想協会(グリーンヒルWeb会)の公式サイトにてご覧いただけます。是非ご一読ください。 『体を整え、心を整え、人生を整え』E.K. 以下は記事の要約です。 仕事のストレスからうつ病になり、瞑 […]